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レコード芸術2022年1月号 海外盤Review特選(小味渕彦之氏)
タイムズ紙により"イギリスでもっとも傑出したヴィオラ奏者"と評されるフィリップ・デュークス!ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍!
イギリスの第一線のヴィオラ奏者として30年以上活躍してきたフィリップ・デュークス。ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても、ブラームスの室内楽作品集を含む多くの名盤を生み出してきたデュークスによるブラームスのヴィオラ・ソナタ集がいよいよ登場です!フィリップ・デュークスがブラームスのクラリネット・ソナタを勉強し始めたのは、1980年代のことでした。その当時は、ヴィオラでこの曲を弾くことにやりがいを感じながらも難しさも感じていたそうです。今回この曲を録音するにあたり、改めて新しい解釈の様々な録音を、クラリネットとヴィオラ・バージョンの違いを問わず聴き、このプロジェクトに3か月という時間をかけ、満を持して収録に臨みました。長年この作品に拘ってきたフィリップ・デュークスによるブラームスの集大成ともいうべき録音です。
東京エムプラス
品番:CHAN20146
レーベル:Chandos
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年11月06日
《曲目》
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120
(作曲者編曲ヴィオラとピアノ版)
クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120
(作曲者編曲ヴィオラとピアノ版)
F.A.E.ソナタより第3楽章スケルツォ
(ミルトン・カティムス編曲ヴィオラとピアノ版)
シューマン:
アダージョとアレグロ Op.70
(作曲者編曲ピアノとヴィオラ版)
《演奏》
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)
ピーター・ドノホー(ピアノ)
《録音》
2021年4月6-8日
マールボロ・カレッジ・メモリアル・ホール
ウィルトシャー(イギリス)
Brahms: Viola Sonatas
Philip Dukes, Peter Donohoe
Barcode: 095115214626