Vol.12 パリー:ピアノ協奏曲、スタンフォード:ピアノ協奏曲第1番(ピアーズ・レーン)
知性派レーンの手によって解き明かされるパリーとスタンフォードのピアノ協奏曲。 ロンドンの王立音楽院で教授職を貫いたパリーとスタンフォードは、作曲・教育ともに近代英国音楽の礎を築いた人物。そして共に世界初録音となる2つのピアノ協奏曲は、イギリス音楽を語る上でも重要な位置を占め...
歴史の陰に隠れながらも、まばゆい輝きを放ち続けてきたロマン派の知られざる協奏曲を発掘しているハイペリオンの超人気シリーズ、「ロマンティック・コンチェルト・シリーズ(RCS)」。1991年の第1巻の録音から長い年月をかけ、多くの世界初録音を含む貴重な録音を重ね、忘れられていた作曲家の復興や新たなレパートリーの拡大に貢献し、世界中のクラシック・ファンを魅了しています。
メインとなる「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」を軸に、「ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト」、「ロマンティック・チェロ・コンチェルト」も加わり、近年は姉妹シリーズとなる「クラシカル・ピアノ・コンチェルト」も充実してきました。
ソリストはマルク=アンドレ・アムランを筆頭に、ハワード・シェリー、スティーヴン・ハフ、フィリップ・グラファン、イリヤ・グリンゴルツなど、実力派アーティストはもちろん、ヘイミッシュ・ミルンやマルクス・ベッカー、ジョナサン・プロウライト、ダニー・ドライヴァー、ハガイ・シャハム、アルバン・ゲルハルトなど各ジャンルのスペシャリストを起用した、こだわりの豪華アーティスト陣となっております。ロマン派、古典派の知られざる逸品の数々を、心ゆくまでお楽しみください。
知性派レーンの手によって解き明かされるパリーとスタンフォードのピアノ協奏曲。 ロンドンの王立音楽院で教授職を貫いたパリーとスタンフォードは、作曲・教育ともに近代英国音楽の礎を築いた人物。そして共に世界初録音となる2つのピアノ協奏曲は、イギリス音楽を語る上でも重要な位置を占め...
現代の正統派ヴィルトゥオーゾによって繰り広げられるドラマティックでピアニスティックな世界。シャルヴェンカは19世紀末から20世紀初頭にかけての、最も人気を博した音楽家の一人であった。彼の作品を称賛した人々の中には、リスト、チャイコフスキー、マーラー、ブラームス、ブゾーニとい...
「クラリネット協奏曲」と肩を並べるウェーバーの、そしてドイツ・ロマン派音楽の重要作品。ドイツ・ロマン派音楽の開拓者として「魔弾の射手」、「オベロン」など多くの優れた歌劇を生み出したウェーバー。 ウェーバーの“協奏曲”というとまず「クラリネット協奏曲」が思い浮かぶが、2つの「...
イギリス生まれの「ドイツ人」、ダルベルトの個性的なコンチェルト。ダルベルトはスコットランドで生まれたドイツのピアニスト、作曲家。自身がイギリス人であるという自覚が持てず、次第にドイツに引かれるようになり、帰化もしている。第一次世界大戦中には自らがドイツ人であると宣言した。カ...
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