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フォーレとエネスク、師弟関係でもあった2人の記念碑的なピアノ四重奏曲を組み合わせ、両作品の共通点である「イデー・フィクス(固定楽想)」をタイトルに掲げた意欲的なアルバム。ブックレットの曲目解説(独・英)も詳しく、リスナーはこれらの傑作をマリアーニ・ピアノ四重奏団のみずみずしい演奏で楽しみつつ、音楽学的な比較の面白さを味わうことができます。
ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスクはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。比較的初期に書かれたピアノ四重奏第1番(1909年)は後期ロマン派的で、師フォーレの強い影響が感じられますが、和声はより大胆で、ダイナミクスやポリフォニーの扱いも見事。フォーレの第2番に劣らぬ名作といえるでしょう。
東京エムプラス
ルーマニアの作曲家ジョルジェ・エネスクはパリ音楽院でマスネとフォーレに作曲を師事し、その後は自作にルーマニアの民族音楽の要素を取り入れ、モダニズムへと発展させて行きました。比較的初期に書かれたピアノ四重奏第1番(1909年)は後期ロマン派的で、師フォーレの強い影響が感じられますが、和声はより大胆で、ダイナミクスやポリフォニーの扱いも見事。フォーレの第2番に劣らぬ名作といえるでしょう。
東京エムプラス
品番:GWK138
レーベル:GWK
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2020年06月13日
《曲目》
フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 Op.45
エネスク:ピアノ四重奏曲第1番 ニ長調 Op.16
《演奏》
マリアーニ・ピアノ四重奏団
《録音》
2016年8月、rbb, Haus des Rundfunks, Saal 3(ドイツ)
Idee fixe vol.1
Mariani Klavierquartett
Barcode: 4260113461389