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レスピーギの知られざる初期作品と組曲《鳥》
イタリア・フルート界の重鎮、ロベルト・ファブリチアーニの円熟の技
「ローマ三部作」だけじゃない!レスピーギの隠れた名曲の数々
レスピーギといえばまず思いつくのは、「ローマ三部作」ではないでしょうか。ですが、あれだけ見事にオーケストラを鳴らすオーケストレーションの達人レスピーギ、他にも数々の名曲を残しています。その中でも、今回のアルバムはフルートと管弦楽のための作品を取り上げています。
フルートはイタリア・フルート界の重鎮、ロベルト・ファブリチアーニ。そのテクニックと音色の豊かさは健在です。初期の作品である、1902年から1905年作曲の3曲は素朴ながらも、レスピーギらしい色彩豊かな曲に仕上がっています。その中でも最初期に作られた《フルートと弦楽合奏のための甘美なワルツとメロディ》は若々しさと、ロマンティックな雰囲気で溢れており、ファブリチアーニのフルートと相まって小品ながらも、とても楽しめます。
1928年に作曲された組曲《鳥》は、ルネサンスやバロックから影響を受けていたレスピーギの手法が存分に発揮され古楽的な響きが巧みに使われています。緻密な部分まで計算しつくされており、晩年を迎えようとしていたレスピーギの傑作のひとつといえるでしょう。
東京エムプラス
イタリア・フルート界の重鎮、ロベルト・ファブリチアーニの円熟の技
「ローマ三部作」だけじゃない!レスピーギの隠れた名曲の数々
レスピーギといえばまず思いつくのは、「ローマ三部作」ではないでしょうか。ですが、あれだけ見事にオーケストラを鳴らすオーケストレーションの達人レスピーギ、他にも数々の名曲を残しています。その中でも、今回のアルバムはフルートと管弦楽のための作品を取り上げています。
フルートはイタリア・フルート界の重鎮、ロベルト・ファブリチアーニ。そのテクニックと音色の豊かさは健在です。初期の作品である、1902年から1905年作曲の3曲は素朴ながらも、レスピーギらしい色彩豊かな曲に仕上がっています。その中でも最初期に作られた《フルートと弦楽合奏のための甘美なワルツとメロディ》は若々しさと、ロマンティックな雰囲気で溢れており、ファブリチアーニのフルートと相まって小品ながらも、とても楽しめます。
1928年に作曲された組曲《鳥》は、ルネサンスやバロックから影響を受けていたレスピーギの手法が存分に発揮され古楽的な響きが巧みに使われています。緻密な部分まで計算しつくされており、晩年を迎えようとしていたレスピーギの傑作のひとつといえるでしょう。
東京エムプラス
品番:TC871805
レーベル:Tactus
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年05月22日
《曲目》
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
フルートと弦楽器のための組曲(1905/世界初録音)
フルートと弦楽合奏のための甘美なワルツとメロディ(1902/世界初録音)
小さなオーケストラのためのセレナータ(1904)
小さなオーケストラのための組曲《鳥》(1928)
《演奏》
ロベルト・ファブリチアーニ(フルート)
ニコラ・パスコフスキ (指揮)
アブルッツォ交響楽団
《録音》
2020年2月
(トルトレート、イタリア)
Respighi: Works for Flute and Orchestra
Roberto Fabbriciani, Orchestra Sinfonica Abruzzese, Nicola Paszkowski
Barcode: 8007194107005