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【日本語解説付き】 ティエポロのための或るプレイリスト(ヨハネス・プラムゾーラー)

¥2,280
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【日本語解説付き&日本語帯付き】

"ヴェネツィア最高の画家"、ティエポロの時代の音楽

南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。アンサンブル・ディドロとともに、高い技術と深い知識で17世紀~18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘してきたヨハネス・プラムゾーラーのニュー・アルバムは、バロック後期のイタリアの偉大な画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696ー1770)をテーマとしたプログラム。ティエポロが生地であり主な居住地でもあったヴェネツィアで聴いたであろう音楽、そしてティエポロがパステルカラーで描いた美しい諸作品に最もよく合う音楽を想像し現代に再現するというプラムゾーラーならではの好企画です。

作曲家兼オーボエ奏者兼チェンバロ奏者兼フルート奏者兼テノール歌手兼声楽教師という多岐に渡る職務でヴュルツブルク司教の宮廷に高級で雇われていたというジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(ティエポロとはヴュルツブルク宮殿で顔を合わせていたと推測される)のチェンバロ協奏曲と、優れたチェロ奏者であったシェーンボルン伯(ヴュルツブルク司教の兄)のために書かれた、「ヴァイオリンとチェロ」という珍しい編成のためのトリオ・ソナタ。バイロイト辺境伯の宮廷楽長を務めたシギスムント・マルティン・ガヤレクが、修学のために訪れたヴェネツィアで書いたカンタータ。ティエポロと同じく、ピエタ慈善院のために作品を書いたヴィヴァルディの技巧的なトリオ・トナタ。ドイツ出身でヴェネツィアに居を構えたヨハン・アドルフ・ハッセが、(高名なソプラノ歌手であった妻ファウスティーナではなく)オスペダーレ・デリ・インクラビリ(不治の病の病院)のソプラノ歌手に捧げた煌めくモテットなどを収録。
東京エムプラス

品番:ADX13721
レーベル:Audax
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2019年11月09日

《曲目》
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):チェンバロ協奏曲ヘ長調*
シギスムント・マルティン・ガヤレク(c.1689-1723):カンタータ《嘆きのアルミーダ》*
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):トリオ・ソナタ ハ長調 RV.60、モテット 《正義による怒りで》 RV.626
プラッティ:ヴァイオリン, チェロと通奏低音のためのソナタ ト短調
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):モテット 《天高きところに彩雲》
(*=世界初録音)

《演奏》
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
ディアナ・ハラー(メゾ・ソプラノ)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
アンサンブル・ディドロ

《録音》
2019年2月11日-14日、SWR(南西ドイツ放送)・シュトゥットガルト放送スタジオ

Echoes from The Grand Canal
Ensemble Diderot, Diana Haller, Philippe Grisvard

Barcode: 3770004137213