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超絶技巧のドライショクと偉大な教師クラクのピアノ協奏曲。
クラクはクロトシン(現ポーランド)で生まれドイツで活躍したピアニスト、教師。彼の創設した新音楽アカデミーはピアニスト養成を専門とし、ドイツ最大規模の私立学校となる。数多くの生徒を抱え、有名な生徒には、モシュコフスキ、シャルヴェンカ兄弟などがいる。彼の友人であったリストは、クラクを「19世紀の傑出した教師の一人である」と称した。親しみやすく美しい旋律、思わず体が動いてしまうような軽快なアレグロなど気軽に楽しめる協奏曲である。 ドライショクはボヘミア生まれのピアニスト、作曲家。ヴィルトゥオーゾとしてヨーロッパ各地で大旋風を巻き起こしたドライショクは特に左手の技巧が有名で、「彼には左手がない。右手が2本ある」と驚嘆されたことや、ショパンの《革命のエチュード》の左手部分をオクターヴで演奏するといったエピソードを持つ。レパートリーには古典派の作品も多いが主に自作の超絶技巧を要するピアノ作品も披露している。このピアノ協奏曲も豪壮なオーケストラの上にピアノが颯爽と駆け巡るヴィルトゥオージティ満載の作品。品番:CDA67086
レーベル:Hyperion
フォーマット:1枚組 CD
発売日:1999年08月上旬
《曲目》
テオドール・クラク(1818-1882):
ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.55 (世界初録音)
アレクサンダー・ドライショク(1818-1869):
ピアノ協奏曲 ニ短調 Op.137 (世界初録音)
《演奏》
ピアーズ・レーン(ピアノ)
ニクラス・ヴィレン(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
《録音》
1999年3月3-4日、シティ・ホール(グラスゴー)
エグゼクティヴ・プロデューサー:マイケル・スプリング、サイモン・ペリー
レコーディング・エンジニア:トニー・フォークナー
レコーディング・プロデューサー:アマンダ・ハートン
The Romantic Piano Concerto, Vol. 21 - Dreyschock & Kullak
Piers Lane (piano), BBC Scottish Symphony Orchestra, Niklas Willén (conductor)
Barcode: 034571170862