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新たに修復され甦ったペドロ・デ・クリストの音楽!
ルイス・トスカノは、ブラバント・アンサンブル、アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、ムジカ・フィクタなどのアンサンブルに参加するポルトガルのテノール。2009年にクペルチノ・デ・ミランダ財団によって設立されたクペルチノス(元:Cappella Musical Cupertino de Miranda)は、コインブラ大学とのパートナーシップ、ディレクターのルイス・トスカノ、音楽学者のホセ・アブレウらの研究によって、広大なポルトガルのポリフォニー音楽を専門的に取り上げています。Hyperionからリリースされたファースト・アルバム「カルドーゾのレクイエム」(CDA68252)が、いきなり2019年度のグラモフォン賞古楽部門賞を受賞してしまうという快挙を達成し一躍その名を世界に轟かせたクペルチノス。ドゥアルテ・ロボの世界初録音となる2つのミサ曲と8つのクリスマス・レスポンソリウム集を収録したセカンド・アルバムでもその更なるポテンシャルを示しました。待望のサード・アルバムとなる今作では16世紀~17世紀ポルトガルの作曲家、ペドロ・デ・クリストを取り上げます。ポルトガルでは1834年の修道会解散以降およそ100年もの間資料が適切に管理されずに書籍や写本が大きなダメージを受け、ペドロ・デ・クリストの写本も多くは失われてしまったとされています。しかし2021年、コインブラ大学はクペルチノ・デ・ミランダ財団の寛大な支援を受け、ここに収録されたレパートリーを構成するのに不可欠な4つの主要な写本を修復。ダメージを受けた作品の大部分を完成させました。作品の誕生から400年の時を経て、ポルトガルの音楽史に名を刻む偉大なポリフォニストの音楽が甦ります。東京エムプラス
品番:CDA68393
レーベル:Hyperion
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2022年11月03日
《曲目》
ペドロ・デ・クリスト:マニフィカト ――
ペドロ・デ・クリスト(c.1550-1618):第8旋法のマニフィカト
サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)*
ミサ曲「サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)」
クアエ・エスト・イスタ(この方は誰ぞ)*
アルマ・レデンプトリス・マーテル(恵み深き救い主の母よ)*
アヴェ・レジナ・チェロールム(幸いなるかな天の女王)
スターバト・マーテル*
レジナ・チェリ(天の女王)
ベアタ・デイ・ジェニトリクス(祝福されし神の御母)
サンクタ・エト・インマクラータ(神聖にして汚れなき乙女)*
ベアタ・ヴィセラ・マリエ(祝福されしマリアの御胎)
アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)
ヴィルゴ・プルデンティッシマ(いと聡明なる乙女)
アヴェ・マリア *世界初録音
《演奏》
クペルチノス、ルイス・トスカノ(指揮)
《録音》
2021年8月14日-17日、ボム・ジェズ教会(ブラガ、ポルトガル)
Pedro de Cristo: Magnificat / Cupertinos, Luís Toscano(cond)
Barcode: 034571283937