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ブラームスの流れを受けたスタンフォードによる「レクイエム」!巨匠マーティン・ブラビンズが描く、慰めと再生の世界!
2013年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズが、アイルランド人である作曲家スタンフォードの「レクイエム」を収録!スタンフォードはわずか10歳の時にイギリスの著名な画家フレデリック・レイトンの絵画を観てその作品から影響を受けています。
その作品は新古典派に属するもので、スタンフォードにとって共感できる部分が多かったのでしょう。
カトリック信者であったレイトンが1896年に亡くなると、それを契機に「レクイエム」を作曲することになりました。
そのスタイルもスタンフォード自身が20年前にケンブリッジに持ち込んだブラームスの「ドイツ・レクイエム」のように慰めと再生をテーマにしており、決して審判や天罰の恐怖をテーマにしているものではありませんでした。
四人のソリストと合唱団、オーケストラという大きな編成で書かれてはいますが、スタンフォードの初期の作品である交響曲とオペラの側面が見事に融合しており、合唱団は複雑な対位法よりも讃美歌的なハーモニーで歌うことが多くなっています。
東京エムプラス
品番:CDA68418
レーベル:Hyperion
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2023年05月05日
《曲目》
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
レクイエム Op.63
《演奏》
マーティン・ブラビンズ(指揮)
バーミンガム市交響楽団
バーミンガム大学合唱団
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・ウェイ(テノール)
ロス・ラムゴビン(バリトン)
《録音》
2022年7月2日-3日
シンフォニー・ホール(バーミンガム、イギリス)
Stanford: Requiem
University of Birmingham Voices, City of Birmingham Symphony Orchestra, Martyn Brabbins
Barcode: 034571284187