※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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20世紀のデンマーク音楽を牽引し続けたエミール・レーセンの芸術。
エミール・レーセン(1887-1964)は、コペンハーゲン生まれ。フランツ・リストの弟子シークフリト・ランゴーにピアノ、作曲家ヴィルヘルム・ローセンベアに音楽理論を学び、1911年、ピアニストとしてコンサート・デビューしました。レストランと劇場で演奏、編曲と作曲を手がけることからキャリアをスタート、1917年に初めてティヴォリ公園のオーケストラを指揮しています。デンマーク放送交響楽団の指揮者を務め、王立デンマーク劇場ではバレエの指揮を担当しました。管弦楽曲、バレエや歌劇など劇場のための音楽、映画音楽を主に作曲。 カール・ニールセン作品のオーケストレーションも彼の業績のひとつです。Danacord がリリースする「トリビュート」アルバムには、レーセンの作品がレーセン自身とデンマーク放送ゆかりの指揮者による演奏で収録されています。 ユラン半島北部のヒマラン地方のフィドル曲を素材に採り「H.C.ロンビ風テクスチュア」の軽いオーケストラ曲にした「デンマーク・ラプソディ」《ヒマラン》。シューベルト没後100年の1928年に作曲された、四手のピアノ曲を主題とする《シューベルトの主題による変奏曲》。1933年に没した、グリーンランドの極地探検家クヌーズ・ラスムセンの追悼コンサートのための《グリーンランドの民謡》。アンデルセンの「暗い童話」に基づく歌劇《ある母親の物語》のメランコリックな〈間奏曲〉。有名なカストラート歌手を主人公にしたオペレッタ《ファリネッリ》は、現在も上演され、レーセンの代表作のひとつに挙げられる作品です。一世を風靡したデンマークのテノール歌手アクセル・シュツ(シェッツ)がHMVに録音した4つのアリアが収録されています。ドイツと国境を接した南ユラン地方の民謡10曲と、19世紀デンマークのキャロルを素材にした2つの《幻想曲》。デンマーク放送の25周年を記念する展覧会のオープニング「ファンファーレ」。雑多なラジオ番組をモンタージュした《ラジオフォニア》。初めて紹介されるコンサートのライヴ録音と放送録音が多数含まれるコレクションです。
東京エムプラス
品番:DACOCD899
レーベル:Danacord
フォーマット:1枚組 CD-R
発売日:2021年08月07日
《曲目》
エミール・レーセン(1887ー1964):
ヒマラン(デンマーク・ラプソディ)(1926)
エミール・レーセン(指揮) [録音:1953年]
シューベルトの主題による変奏曲(1928)
アーネ・ハメルボー(指揮)
[録音:1959年10月3日(コンサート・ライヴ)]
グリーンランドの民謡(1934)
トマス・イェンセン(指揮)
[録音:1959年2月15日(コンサート・ライヴ)]
歌劇《ある母親の物語》(1941) ~ 間奏曲
トマス・イェンセン(指揮)
[録音:1958年4月3日(コンサート・ライヴ)]
喜歌劇《ファリネッリ》 ~ アリア集
歌に翼あり/人生の優しさを追ったものは/人生のよろこび/そこに歌あり
アクセル・シュツ(テノール)
エミール・レーセン(指揮)
[録音:1941年11月25日]
南ユランの旋律による幻想曲(1930)
エミール・レーセン(指揮)
[録音:1946年]
デンマークのクリスマス・キャロルによる幻想曲(1933)
トマス・イェンセン(指揮)
[録音:1957年12月14日(コンサート・ライヴ)]
デンマーク放送展覧会のファンファーレ(1950)
エーリク・トゥクセン(指揮)
[録音:1956年8月31日(コンサート・ライヴ)]
ラジオフォニア(バーレスク・ラプソディ)(1950)*
ハンス・ペーザー・オーセ(指揮)
[録音:1969年(ライヴ TV プロダクション)]
※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
The Art of Emil Reesen
Barcode: 5709499899007