ミネッチャの5作目となるソロ・アルバムでは、1769年から1771年にかけて作曲されたモーツァルトの若書きの作品を中心としたイタリア・アリアを収録。プログラムは、モーツァルトがイタリアの3度の旅行で大成功を収め、ウィーン王室の婚儀のために作曲した祝祭オペラ《アルバのアスカーニョ》をはじめ、ミラノの音楽生活において、若きモーツァルトに影響を与えたとされるグリエルミ、ミスリヴェチェク、グルックの作品を組み合わせています。

ミネッチャの歌声を支えるオルケストラ・ファルネジアーナは、2020年にイタリア、ピアチェンツァ出身の音楽家で構成されたオーケストラを結成するというアイデアから生まれた新進気鋭のオーケストラ。メンバーには、ミラノ・スカラ座管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルギー王立歌劇場管弦楽団など、ヨーロッパで最も権威のあるオーケストラの音楽家たちが参加しています。
東京エムプラス

品番：GCD923534
レーベル：Glossa
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2022年12月09日

《曲目》
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（1756-1791）：
オラトリオ《救われたベトゥーリア》 K.118 より
1. ベトゥーリアのアリア「私は武器を持たずに去ります」（第1幕）

クリストフ・ヴィリバルト・グルック（1714-1787）：
歌劇《アポロの祭》より
2. アリステオのアリア「立腹した神々よ」（第1幕第6場）

モーツァルト：
歌劇《アルバのアスカーニョ》 K.111 より
3. アスカーニョのアリア「私は愛する人の前にいて」（第2幕第6場）
オラトリオ《救われたベトゥーリア》 K.118 より
6. ベトゥーリアのアリア「恐ろしい牢獄を出たひとりの囚人が」（第2幕）

ピエトロ・アレッサンドロ・グリエルミ（1728-1804）：
《ルッジェーロ》より
7. ルッジェーロのアリア「苦痛に締めつけられて」（第1幕第5場）

ヨゼフ・ミスリヴェチェク（1737-1781）：
オラトリオ《トビアス》第1部より
8. トビアス神父のアリア「すでに満ちている壺に」

モーツァルト：
歌劇《ポントの王ミトリダーテ》 K.87 より
9. ファルナーチェのアリア「すでに私の目からヴェールが取り去られた」（第3幕第9場）

10. ファルナーチェのアリア「彼をこさせ、私を脅させ、怒りで震えさせなさい」（第1幕第9場）

《演奏》
フィリッポ・ミネッチャ（カウンターテナー）、オルケストラ・ファルネジアーナ、ルカ・オベルティ（指揮）

《録音》
2021年9月、ピアチェンツァ市立劇場（イタリア）

Mozart: Italian Arias
Filippo Mineccia, Orchestra Farnesiana, Luca Oberti

Barcode: 8424562235342