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ポルトガル、エヴォラ大聖堂のアーカイヴから紐解く宗教的&世俗的なビリャンシーコ集!
16世紀から17世紀にかけて、エヴォラはポルトガルにおけるポリフォニーの最も重要な中心地のひとつでした。この街のゴシック様式の大聖堂では、いわゆる「ポルトガル派」が発展し、そこからスペインや新世界の植民地で活躍する重要な音楽家が数多く輩出されました。数多の音楽の宝庫であるエヴォラの大聖堂のアーカイヴは、そのことを雄弁に物語っています。スペイン音楽の伝道師、ロヘリオ・ゴンサルベスとア・コルテ・ムジカルは、このアーカイヴから宗教的なものと世俗的なもの、両方のビリャンシーコを選び演奏・収録しました。スパニッシュ・ハープやギター、弦楽器、打楽器など、色彩豊かな楽器の伴奏をベースに、4人の歌手が心を揺さぶる音楽を奏でています。
ビリャンシーコは、もともと世俗的な主題を持つ多声部のスペイン語の歌でしたが、すぐにキリスト教の典礼に取り入れられ、宗教的な祭日に頻繁に用いられるようになりました。エヴォラのアーカイヴにはスペイン語だけでなく、珍しくポルトガル語のテキストを含むビリャンシーコが含まれています。声楽と器楽が交互に演奏され、世俗的なものと宗教的なものが対比される点は、ポルトガルの初期バロック音楽が持つ文化的な多様性、個性、表現力の表れといえるでしょう。
東京エムプラス
16世紀から17世紀にかけて、エヴォラはポルトガルにおけるポリフォニーの最も重要な中心地のひとつでした。この街のゴシック様式の大聖堂では、いわゆる「ポルトガル派」が発展し、そこからスペインや新世界の植民地で活躍する重要な音楽家が数多く輩出されました。数多の音楽の宝庫であるエヴォラの大聖堂のアーカイヴは、そのことを雄弁に物語っています。スペイン音楽の伝道師、ロヘリオ・ゴンサルベスとア・コルテ・ムジカルは、このアーカイヴから宗教的なものと世俗的なもの、両方のビリャンシーコを選び演奏・収録しました。スパニッシュ・ハープやギター、弦楽器、打楽器など、色彩豊かな楽器の伴奏をベースに、4人の歌手が心を揺さぶる音楽を奏でています。
ビリャンシーコは、もともと世俗的な主題を持つ多声部のスペイン語の歌でしたが、すぐにキリスト教の典礼に取り入れられ、宗教的な祭日に頻繁に用いられるようになりました。エヴォラのアーカイヴにはスペイン語だけでなく、珍しくポルトガル語のテキストを含むビリャンシーコが含まれています。声楽と器楽が交互に演奏され、世俗的なものと宗教的なものが対比される点は、ポルトガルの初期バロック音楽が持つ文化的な多様性、個性、表現力の表れといえるでしょう。
東京エムプラス
品番:GCDC80030
レーベル:Glossa Cabinet
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年07月31日
《曲目》
ペドロ・ヴァス・レゴ(1673-1736)
マヌエル・ボテーリョ・デ・オリヴェリア(1636-1711)
フレイ・マヌエル・ドス・サントス(1668-1737)
フレイ・ミゲル・ダ・ナティヴィダーデ(c.1630-c.1690)
アントニオ・マルケス・レスビオ(1639-1709)
他作曲者不詳の音楽
《演奏》
ロヘリオ・ゴンサルベス(指揮)
ア・コルテ・ムジカル
《録音》
2013年3月
改革派教会(スイス、ゲルターキンデン)
Villancicos de Portugal
A Corte Musical, Rogerio Goncalves
Barcode: 8424562800304