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7~8歳の時にパリでナディア・ブーランジェに見出され彼女の最後の弟子になったという、天才型のピアニスト、エミール・ナウモフ。18歳でマインツの音楽出版社ショットと契約するなど、作曲家としての顔も持ち合わせ、ムソルグスキー《展覧会の絵》のピアノ協奏曲版や、フォーレ《レクイエム》のピアノ独奏版など、編曲ものを得意としています。ピアニストとしては、ホロヴィッツやルービンシュタインに例えられ、前者の炎と後者の詩情を持ち合わせていると評されます。
そんなナウモフのラヴェル・アルバムは、いかにも彼らしく自身のピアノ即興によって幕を開けるのですが、これがなんとも良い音楽で、続くラヴェルの音世界への素晴らしい導入となっています。(嬉しいことに、ブックレットに譜面が丸々掲載されています。)メインとなるラヴェルの演奏では、囁くようなピアニッシモから、鐘の音のような迫力と深みを兼ね備えたフォルティシモまで、幅広いタッチを使い分け、ラヴェルの音楽特有の複雑なテクスチャーと微妙なニュアンスを見事に表現しています。サン=マルセル福音教会の美しい残響を活かして遅めのテンポを採用した《亡き王女のためのパヴァーヌ》も絶品。
東京エムプラス
そんなナウモフのラヴェル・アルバムは、いかにも彼らしく自身のピアノ即興によって幕を開けるのですが、これがなんとも良い音楽で、続くラヴェルの音世界への素晴らしい導入となっています。(嬉しいことに、ブックレットに譜面が丸々掲載されています。)メインとなるラヴェルの演奏では、囁くようなピアニッシモから、鐘の音のような迫力と深みを兼ね備えたフォルティシモまで、幅広いタッチを使い分け、ラヴェルの音楽特有の複雑なテクスチャーと微妙なニュアンスを見事に表現しています。サン=マルセル福音教会の美しい残響を活かして遅めのテンポを採用した《亡き王女のためのパヴァーヌ》も絶品。
東京エムプラス
品番:MLSCD010
レーベル:Melism
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2020年09月19日
《曲目》
ラヴェル:鏡
1. ナウモフによる即興演奏 (2017年7月、パリ) (2分50秒)
ラヴェル:
2. 高雅で感傷的なワルツ M.61
3-7. 鏡 M.43
8. 亡き王女のためのパヴァーヌ N.19
9-11. ピアノのためのソナチネ 嬰ヘ短調 M.40
《演奏》
エミール・ナウモフ (ピアノ)
使用楽器:スタインウェイ D, NO.499495
《録音》
2017年7月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
Ravel: Piano Works
Emile Naoumoff
Barcode: 3770004972258