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著名な評論家で音楽学者のハンス・ケラーは近代音楽の4つの"S"のうちの一人としてスカルコッタスの名を挙げましたが(残りの3名はシェーンベルク、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチ)、これはいわゆる近代音楽の美学を根本的に再定義した20世紀の最も優れた作曲家たちと、スカルコッタスを対等な立場に置くためのものでした。調性音楽と無調音楽、十二音技法を自在に使い分け、民族主義や新古典主義的な技法も取り入れた幅広い作風と、確立された個性により、近年再評価が進んでいます。
東京エムプラス
品番:MLSCD025
レーベル:Melism
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2020年09月19日
《曲目》
スカルコッタス:世界初録音集 1949-2019 Vol.1
ニコス・スカルコッタス (1904-1949):
1-5. ヴァイオリンと小オーケストラのための組曲(作曲家自身によるヴァイオリンとピアノ版) (1929)
〔ニーナ・ピーサレヴァ・ジンバリスト (ヴァイオリン)、ニコラオス・サマルタノス (ピアノ)/録音:2017年〕
6.音楽 (メゾソプラノとピアノのための) (1946)
7.海辺で (メゾソプラノとピアノのための) (1946)
8.昔々 (メゾソプラノとピアノのための) (1938)
〔アンゲリカ・カタリオウ (メゾソプラノ)、ニコラオス・サマルタノス (ピアノ)/録音:2017年〕
9-13.オデュッセウスの帰還 (作曲家自身による2台ピアノ版) (1944-1949)
〔ニコラオス・サマルタノス、クリストフ・シロドー (ピアノ)/録音:1994年、2018年(新編集、新マスタリング)〕
14-25. 12のギリシャ舞曲 (1931-1949)
〔リトル・シンフォニー・オーケストラ・オブ・サンフランシスコ、グレゴリー・ミラー (指揮)/録音:1957年 (ステレオ)〕
26-27. Sifneikos I - Ipirotikos I (作曲家自身によるピアノ版) (1946-1947)
〔トタ・エコノモス (ピアノ)/録音:1949年〕
(※すべて世界初録音)
《演奏》
クリストフ・シロドー(ピアノ)
ニコラオス・サマルタノス(ピアノ)、他
Skalkottas: World Premiere Recordings
V.A.
Barcode: 3770004972371