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レコード芸術2021年11月号 海外盤Review特選(水谷彰良氏)
ビオンディ&エウローパ・ガランテによるオペラ・プロジェクト!最新盤はヴェルディの「海賊」、ピリオド楽器による世界初録音!
「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2019ライヴ!
ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルからリリースされる、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテのオペラ録音プロジェクト。ポーランド国民楽派の作曲家、スタニスワフ・モニューシュコの「ハルカ」(NIFCCD082083)、「いかだ乗り」(NIFCCD086)に続く第3弾は、ジュゼッペ・ヴェルディの歌劇「海賊」が登場!
ビオンディ&エウローパ・ガランテ、ポドラシェ・オペラはGlossaからもヴェルディの「マクベス」(OGCD923411/GCD923411)をリリースし話題を呼びましたが、今回の新たなヴェルディ・オペラでも、その知られざるオペラに掛ける情熱が発揮されることでしょう。
「海賊」(イル・コルサーロ)は、「マクベス」の翌年の1848年に発表されたヴェルディの初期のオペラの1つ。「運命の力」などヴェルディの他の多くのオペラ同様、フランチェスコ・マリア・ピアーヴェが台本を書いており、あまり知られていないながらも見事な作品である「海賊」を、ビオンディの卓越したエネルギーと音楽性、ピリオド楽器によって初めて録音される優れたサウンドで、新しく発見することでしょう。
東京エムプラス
品番:NIFCCD087
レーベル:NIFC
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2021年08月28日
《曲目》
ヴェルディ:
歌劇 《海賊》(ピリオド楽器による世界初録音)
《演奏》
ファビオ・ビオンディ(指揮)
エウローパ・ガランテ
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニック合唱団
マテウス・ポンペウ(テノール)
イローナ・マタラジェ(ソプラノ)
アレクセイ・ボグダノフ(バリトン)
カレン・ガルデアザバル(ソプラノ)
マテウシュ・スタフラ(バス)
パヴェウ・チホンスキ(テノール)
《録音》
2019年8月22日-24日
ポーランド国立歌劇場大劇場
(テアトロ・ヴィエルキ)
Verdi: Il corsaro
Fabio Biond, Europa Galante
Barcode: 5906395034628