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アンドレアス・ライツェが振る 《ポッペーアの戴冠》ナポリ稿完全版世界初録音!
聖トーマス教会の新たなカントルとして注目を浴びるアンドレアス・ライツェ!モンテヴェルディ晩年の傑作「ポッペーアの戴冠」。ナポリ稿の完全版世界初録音!
2021年の9月からライプツィヒの伝統ある聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル/楽長)に就任し、カトリックのスイス人であったこと(これまでのトーマスカントルはプロテスタントのドイツ人であった)なども話題を呼び、新時代のカントルとして大きな注目を浴びているスイスのオルガニスト&指揮者、アンドレアス・ライツェ(アンドレアス・ライゼ)。J.S.バッハから数えて18人目となるトーマスカントルの重責と偉大な伝統を担うライツェが、自身が結成したピリオド楽器アンサンブル「カントゥス・フィルムス・コンソート」を率いて、モンテヴェルディの晩年の傑作 《ポッペーアの戴冠》(ポッペアの戴冠)という大作を録音!
『ポッペーアの戴冠』はオリジナルの自筆譜が残されておらず、いわゆる「ヴェネツィア稿」と「ナポリ稿」の2つの筆写譜(筆者不明で声楽と通奏低音のみ)によって知られています。これまでラ・ヴェネクシアーナなどナポリ稿の録音も行われてきましたがカットされている部分もあり、ここでは「1651年のナポリ稿に基づくヴァージョンの完全版初録音(First complete recording of the Naples Version from 1651)」と銘打たれた貴重なレコーディングが実現しました。ナポリ稿とヴェネツィア稿では音楽もテキストも異なる部分が多く、ポッペーアとネローネ(皇帝ネロ)の物語を新鮮かつ刺激的に体験することができます。
アンドレアス・ライツェが音楽監督を務める「バロック様式のヴァルデック城で行われるオペラ(Opera at the Baroque Castle Waldegg)」で行われたプロダクションの枠内で2021年の夏に録音されました。
東京エムプラス
品番:ROP6237384
レーベル:Rondeau
フォーマット:4枚組 CD
発売日:2022年09月30日
《曲目》
モンテヴェルディ:歌劇 《ポッペーアの戴冠》(1651ナポリ稿)
《演奏》
アンドレアス・ライツェ(指揮)
カントゥス・フィルムス・コンソート、ピア・ダヴィラ(ソプラノ/ポッペーア)
エルヴィラ・ビル(メゾ・ソプラノ/ネローネ)
ジェネヴィエーヴ・チューミ(メゾ・ソプラノ/オッターヴィア)
ヤン・ベルナー(カウンターテナー/オットーネ)
リサンドロ・アバディ(バス/セーネカ)
カトリン・ホッティガー(ソプラノ/フォルトゥーナ〔幸運〕、パッラーデ、ダミジェッラ)
ユリア・ゾフィー・ヴァークナー(ソプラノ/ヴィルトゥ〔美徳〕、ドゥルジッラ、ヴェーネレ)
マリオン・グランゲ(ソプラノ/アモーレ〔愛〕、ヴァレット)
セバスティアン・モンティ(テノール/乳母、アルナルタ)
ミヒャエル・フェイファー(テノール/兵士1、ルカーノ、執政官)
ハンス・イェルク・マンメル(テノール/兵士2、解放奴隷、執政官)
トビアス・ヴィッキー(バス/メルクーリオ、警吏)
《録音》
2021年8月14日-21日
ゾロトゥルン
(スイス)
Monteverdi: L'incoronazione di Poppea
cantus firmus consort, Andreas Reize
Barcode: 4037408062374