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チャンドラー&ラ・セレニッシマ 待望の、ブレシャネッロ・シリーズ第2弾!
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。
"赤毛の司祭"ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いています(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。
シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷でカペルマイスターを務めたイタリアの作曲家&ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(c.1690-1758)は、ヴィヴァルディと同時代の作曲家ですが、その音楽は比較的無名のままです。
正当な理由で歴史の闇に包まれてしまう作曲家もいますが、ブレシャネッロの音楽には、復元すべき多くの説得力ある論拠がありました。
ラ・セレニッシマは2014年のシーズンに初めてブレシャネッロを取り上げ、その後オペラ「ティスベ」を上演し、ヴァイオリン協奏曲(『エクストラ・タイム』〔SIGCD641〕)、トリオ・ソナタ(『セッテチェント』〔SIGCD663〕)などを録音してきました。
このアルバムは、前作『ビハインド・クローズド・ドアーズ』〔SIGCD693〕でも取り上げられた、協奏曲とシンフォニア集 Op.1の後半が収録されています。
また、終盤の序曲-組曲イ長調は盛り上がる《Giga》で締め括られ、コロナ禍により閉ざされていたところ(Behind Closed Doors)から、解き放たれ(Unlocked)、高揚する気持ちが表れるようなプログラムとなっています。
東京エムプラス
品番:SIGCD767
レーベル:Signum
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2023年10月31日
《曲目》
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(c.1690-1758):
協奏曲とシンフォニア集 Op.1 第2巻
〔協奏曲第4番ホ短調(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
シンフォニア第4番変ロ長調
(弦楽と通奏低音のための)
協奏曲第5番ハ短調
(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
シンフォニア第5番ヘ長調
(弦楽と通奏低音のための)
協奏曲第6番イ長調
(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
シンフォニア第6番変ホ長調
(弦楽と通奏低音のための)〕
序曲-組曲イ長調
ヴィヴァルディ:
協奏曲 RV.366より《アダージョ》(ピセンデル編)
《演奏》
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)
《録音》
2022年2月13日-16日、シーダーズ・ホール、ウェルズ・カテドラル・スクール(サマセット、イギリス)
Brescianello Unlocked/La Serenissima, Adrian Chandler
Barcode: 635212076729