ショスタコーヴィチによるスペイン語の歌やユダヤの歌など、外国文化への思慮深いアプローチを象徴する作品に、ボリス・ゴルツ、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ、ボイス・アラポフ、アルトゥール・ルリエらのチェロ作品（一部ピアノ・ソロ）で、政治的抑圧の下で実験的で柔軟な活動を行った作曲家たちの姿を浮き彫りにします。ゴロホフのセレナードと独自の編曲作品は世界初録音。

東京エムプラス

品番：GEN24861
レーベル：Genuin
フォーマット：2枚組 CD
発売日：2024年04月11日

《曲目》

【CD1】

ショスタコーヴィチ：
1. 前奏曲
（2本のヴァイオリンとピアノのための5つの小品より/レヴォン・アトフミャン編曲）

2-4. スペインの歌 Op.110
（マリー・ローザ・ギュンター＆スタニスラス・キム編曲）

5. アダージョ
（バレエ組曲第2番〔明るい小川〕/レヴォン・アトフミャン編曲）

レオニード・ゴロホフ（b.1967）：
6-10.2本のチェロのためのセレナード

ショスタコーヴィチ：
11-12. ユダヤの民族詩から Op79より〔第3曲子守唄、第9曲よい暮らし〕
（マリー・ローザ・ギュンター＆スタニスラス・キム編曲）

13-16. チェロ・ソナタニ短調 Op.40

17. 優しい少女の歌
（ファースト・トレインより/マリー・ローザ・ギュンター＆スタニスラス・キム編曲）

【CD2】

アルトゥール・ルリエ（1891-1966）：
1.前奏曲第3番（5つのこわれそうなプレリュード Op.1より）

ボリス・ティシチェンコ（1939-2010）：
2-6.チェロ・ソナタ第1番 Op.18

ルリエ：
7.大気のかたち第1番

ボリス・ゴルツ（1913-1942）：
8.前奏曲第4番（24の前奏曲 Op.2より）

アントン・アレンスキー（1861-1906）：
9-10.2つの小品 Op.12

ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ（1919-2006）：
11-12.ピアノのための12の前奏曲より〔第1番、第7番〕

ボリス・アラポフ（1905-1992）：
13-15.チェロ・ソナタ

《演奏》
スタニスラス・エマニュエル・キム（チェロ/CD1 1-17、CD2 2-6, 9, 10, 13-15）
マリー・ローザ・ギュンター（ピアノ/CD1 1-5, 11-17、CD2 1、7-15）
レオニード・ゴロホフ（チェロ/CD1 1, 6-10, 17）

《録音》
2022年2月、9月＆2023年1月、ドイツ

Postscriptum/Stanislas Emanuel Kim, Marie Rosa Günter, Leonid Gorokhov

Barcode: 4260036258615