モーツァルトを敬愛したフェラーリによるユニークな編成のハープ曲！

18世紀イタリアの作曲家ジャコモ・ゴティフレド・フェラーリ(1763-1842)は、幼い頃から音楽の才能に溢れていました。青年期を過ごした修道院では多くのドイツ音楽を、またナポリに滞在した折には短い時間ではありましたがパイジェッロに教えを乞うことができました。その後パリやロンドンなどヨーロッパ各地で様々な作曲家の影響を受けたフェラーリでしたが、最も影響を受けたのはモーツァルトでした。ハープとピアノのための作品もそのモーツァルトの影響をうかがわせるような快闊で明るいものが多くなっています。編成もユニークで、ホルンやタンバリンが良いアクセントとして使われています。
東京エムプラス

品番：TC760602
レーベル：Tactus
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2021年05月22日

《曲目》
ジャコモ・ゴティフレド・フェラーリ(1763-1842)：
ハープとピアノのための二重奏曲第2番 Op.20(1795?)
2台ホルンの伴奏つきハープとピアノのための二重奏曲第3番 Op.27(1795年以前)
2台ホルンとタンバリンの伴奏つきハープとピアノのための15のディヴェルティメント Op.24(1800?)

《演奏》
ロベルタ・アレッサンドリーニ(ハープ)
コッラード・ルッツァ(ピアノ)

《録音》
2015年12月
(トレント、イタリア)

Ferrari: Music for Harp and Piano
Roberta Alessandrini, Corrado Ruzza

Barcode: 8007194106763