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シュニトケの論文によってソウル大学の博士号を取得したスペシャリスト、コ・ヨンギョン!
韓国の高音質レーベルAudioGuy Recodsから、ショパンとシュニトケの前奏曲集をリリース!
輸入盤日本語解説付き仕様!
参加するYouTubeチャンネル「ミューラベル」は登録者数19.5万人。300万回超再生の動画も!
ソウル芸術高校から名門ソウル大学校音楽大学(ソウル大)へと進んだ後に渡米、ミシガン州立大学でも研鑽を積んだ韓国のピアニスト、コ・ヨンギョン(Ko Yeon Kyoung)。 ソウル大学校音楽大学の博士課程に在籍した際、「合奏協奏曲」に現れるポリスタイリズム(多様式主義)に衝撃を受け、シュニトケの音楽に魅了されたと語るコ・ヨンギョンは、自身の博士課程の論文として「アルフレート・シュニトケ《五つのアポリズム》の作品分析および象徴的意味の考察」を発表。その内容が非常に高く評価され博士号を取得すると同時に、韓国におけるシュニトケのスペシャリスト、伝道者として注目を集めることとなりました。
旧ソ連時代を生きたシュニトケがモスクワ時代の若かりし頃、1954年に作曲した「5つの前奏曲とフーガ」について、”前奏曲”の部分はストーリーテリングと映画音楽の要素が見られ、まるで5本の短編映画を観ているかのよう、”フーガ”は後期の作風に見られる抽象的かつ哲学的な雰囲気と美しさを醸しだしている、と述べるコ・ヨンギョン。
シュニトケの音楽に息づく美しさ、光とその裏にある影が表現されている「5つの前奏曲とフーガ」、そして傑作中の傑作であるがゆえ、型にはまることなく様々な音楽的な試みを行い、自分だけの色を盛り込もうとしたというショパンの「24の前奏曲」。 それぞれが多彩な色を持つ長短さまざまな30の前奏曲(とフーガ)が集まり、最終的に一つの美しい叙事を構成しています。 まさにストーリーテラーと呼ぶに相応しいコ・ヨンギョンという演奏家、ピアニストの”プレリュード”となる美しきアルバム「PRELUDES」が誕生しました。
またコ・ヨンギョンは、ソウル大学校音楽大学のピアノ専攻出身の才気ある若手演奏者たちが集まり立ち上げられ、現在19.5万人が登録しているYouTubeチャンネル「Music Life Balance(通称:ミューラベル)」(@MusicLifeBalance1)の看板ピアニストとしても知られており、自身が出演したツェルニーやソナチネなどの動画再生回数が300万回を超えるなど、クラシック音楽をより身近で楽しんでもらえるよう創意工夫を重ねた様々な活動にも取り組んでいます。 今回、コ・ヨンギョンがレコ―ディングのために選んだピアノは、かつてチョン・ミョンフンが所有していたベーゼンドルファーのモデル290インペリアル。 長い時間をかけてピアノと意思疎通を行い、楽器に慣れてきた時に、より多彩な色を表現することが出来るようになったと録音当時を振り返っています。
東京エムプラス
品番:AGCD0179
レーベル:AudioGuy Records
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2025年01月21日
《曲目》
シュニトケ:
5つの前奏曲とフーガ(1954)
ショパン:
24の前奏曲 Op.28(1839)
《演奏》
コ・ヨンギョン(ピアノ/ベーゼンドルファー290インペリアル)
《録音》
2022年5月26日&6月3日オーディオガイ・スタジオ(通義洞、ソウル、韓国)
Preludes/Ko Yeon Kyoung
Barcode: 4947182119976