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カルロ・ファリーナ:カプリッチョ・ストラヴァガンテ(アンサンブル・コンチェルト)

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マントヴァのヴィルトゥオーゾのカプリッチョ・ストラヴァガンテ!

イタリアの古楽界を牽引してきたヴィオラ・ダ・ガンバの世界的巨匠ロベルト・ジーニが、自身が創設した古楽演奏団体アンサンブル・コンチェルトを率いて取り組んだのは、17世紀前半のイタリア、マントヴァのコンポーザー=ヴァイオリニスト、カルロ・ファリーナの作品集「カプリッチョ・ストラヴァガンテ」!
ゴンザーガ家の宮廷楽団のヴィオラ奏者だった父親に音楽を学び、1925年から1928年(1926年から1929年?)までドレスデンの宮廷楽団でコンサートマスターとして活躍し、ハインリヒ・シュッツとは同僚でした。
ドレスデン、ボン、パルマ、グダニスク、ウィーンなどで活躍しながらも志半ばでペストで命を落としたファリーナは、当時有数のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾであったことでも知られ、ダブルストップ奏法の考案者であるとも伝えられています。
音楽形式、宮廷舞踊としての「パヴァーヌ」への愛情、「カプリッチョ・ストラヴァガンテ」で描かれた環境や動物、街の楽器の音や様子など、ファリーナの非常に豊かな音楽表現のアイデンティティ、革新的な手法を、ロベルト・ジーニとアンサンブル・コンチェルトが素晴らしい合奏で伝えてくれる充実のアルバムです。
東京エムプラス

品番:ALC0043
レーベル:Aulicus
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年12月25日

《曲目》
カルロ・ファリーナ(c.1600-1639):
《第1集》(1626年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第3番、4声のガリアルダ第1番、4声のヴォルタ第1番
《第2集》(1627年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第3番
《第3集》(1627年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第3番、4声のパヴァーナ第5番、フランス風アリア第2番、4声のパヴァーナ第6番
《第4集》(1628年、ドレスデン)より 4声のヴォルタ第1番、4声のガリアルダ第1番、4声のヴォルタ第3番
《第5集》(1628年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第1番、4声のガリアルダ第2番、4声のバレット第2番
《第2集》(1627年、ドレスデン)より カプリッチョ・ストラヴァガンテ

《演奏》
アンサンブル・コンチェルト
クラウディア・コムズ(ヴァイオリン)
マッシモ・ペルチヴァルディ(ヴィオラ)
ロベルト・ジーニ(テノール・チェロ&指揮)
マルコ・アンジレッラ(ヴィオローネ)
サラ・ディエチ(ハープシコード&オルガン)

《録音》
2016年10月26日-28日
サン・ロッコ教会(パルマ、イタリア)

Carlo Farina: Capriccio Stravagante
Ensemble Concerto

Barcode: 8015948504550