トランペット・エール集~トランペット、トロンボーンとオルガンのための17世紀と18世紀の音楽(アントニオ・カレッタ)
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荘厳な音色が響くバロックの調べ!
従来の楽器に改良が加えられるなど、楽器の性能の発達によりバロック期は多くの器楽作品が誕生しました。それまでは、合唱を中心とした対位法の作品が主でしたが、バロック期に入り、楽器を使った対位法の作品も多数作曲されるようになり、通奏低音が確立されたのもこの時代のひとつの特徴でもあります。本アルバムでは、そんな音楽技術の発展、進化の中で生まれてきたトランペット、トロンボーンとオルガンのための作品の数々を収録しています。
イタリアのウンベルト・ジョルダーノ音楽院で教鞭をとり、バロック・トランペット、ルネサンス・コルネットの権威として活躍するアントニオ・カレッタと、2017年11月にローマのパルコ・デッラ・ムジカ音楽堂で行われた国際コンクールにおいて第2位、最優秀イタリア人演奏家賞を獲得した実力派トロンボーン奏者アルド・カテリーナが、オルガンとの調和の取れた素晴らしいハーモニーで、当時の洗練された作品を現代に伝えます。
レコーディングは、イタリアの2箇所の教会で行われ、16世紀と18世紀に作られた貴重なオルガンが用いられています。教会という場所ということも相まって、より一層神聖な響きが感じられる1枚に仕上がっています。
東京エムプラス
品番:C00530
レーベル:Da Vinci Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2022年03月05日
《曲目》
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):ピッコロトランペットとオルガンのための3つのエール
ウィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):テナートロンボーンと通奏低音のためのソナタ第6番イ短調 Op.13*
レオポルト・モーツァルト(1719-1787):ピッコロトランペットとオルガンのための組曲ヘ長調
J.S.バッハ(1685-1750):オルガンl協奏曲 BWV974(原曲:マルチェッロのオーボエ協奏曲)
作者不詳(17世紀):アルトトロンボーンと通奏低音のためのセント・トーマス・ソナタ*
ジャン・フィリップ=ラモー(1683-1764):2本のピッコロトランペットとオルガンための3つの勝利のエール§
ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684):トランペット、トロンボーンと通奏低音のためのソナタより 第1番*
ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(1638-1693):独奏トランペットとオルガンのためのソナタ第1番
フィリッポ・ヴィターリ(1590-1653):2本のトランペット、トロンボーンとオルガンのための聖なるモテット§
*通奏低音(ジョヴァンニ・ペトローネ)
《演奏》
アントニオ・カレッタ(トランペット)
アルド・カテリーナ(トロンボーン)
ジョヴァンニ・ペトローネ(オルガン)
ジェラルド・トレヴィーゾ(トランペット)§
使用楽器:
ピッコロトランペットMeister Johannes Scherzer, Markneukirchen(ドイツ)
アルト&テナートロンボーン(Meister Karl Ernst Monnich, Erlbach(ドイツ)
《録音》
2021年7月
サンタ・マリア・アスンタ教会&サン・二コラ教会
(ロゼート・ヴァルフォルトーレ、イタリア)
Airs De Trompette
Antonio Carretta, Aldo Caterina, Giovanni Petrone, Gerardo Treviso
Barcode: 746160913650