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Vol.12 パリー:ピアノ協奏曲、スタンフォード:ピアノ協奏曲第1番(ピアーズ・レーン)

¥2,330
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知性派レーンの手によって解き明かされるパリーとスタンフォードのピアノ協奏曲。

ロンドンの王立音楽院で教授職を貫いたパリーとスタンフォードは、作曲・教育ともに近代英国音楽の礎を築いた人物。そして共に世界初録音となる2つのピアノ協奏曲は、イギリス音楽を語る上でも重要な位置を占めており、知性派レーンの手によってその深淵が解き明かされていく。 パリーのピアノ協奏曲は、1880年に作曲・演奏された作曲家としてのデビュー作でもある。第1楽章の繰り返される主題からぐいぐいと引き込まれ、34分の演奏時間があっという間に過ぎてしまう。 スタンフォードのピアノ協奏曲第1番は、1894年にクララ・シューマンに学んでいたイギリスのピアニスト、レナード・ボルウィックのために書かれた作品。傑作といわれる第2番に比べ霞んではいたが、のどかな旋律で始まり途中に緊張を感じさせながら快活なリズムと深い情緒を感じさせていく第1楽章や、雄大なオーケストラとピアノの調べに圧倒される第2楽章など、歴史に埋もれさせるには余りにも惜しい作品である。

品番:CDA66820
レーベル:Hyperion
フォーマット:1枚組 CD
発売日:1995年12月上旬

《曲目》
ヒューバート・パリー(1848-1918):
ピアノ協奏曲 嬰ヘ長調《世界初録音》


チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
ピアノ協奏曲第1番 ト長調 Op.59《世界初録音》

《演奏》
ピアーズ・レーン(ピアノ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団

《録音》
1995年9月21-22日、グラスゴー・ゴーヴァン・タウン・ホール
エグゼクティヴ・プロデューサー:ジョアンナ・ギャンブル、マイケル・スプリング
レコーディング・エンジニア:トニー・フォークナー
レコーディング・プロデューサー:アンドルー・キーナー

The Romantic Piano Concerto, Vol. 12 - Parry & Stanford
Piers Lane (piano), BBC Scottish Symphony Orchestra, Martyn Brabbins (conductor)

Barcode: 034571168203