知られざるドイツ・ロマン派の室内楽

イギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」のメンバーによるトリオ、レオノーレ・ピアノ三重奏団。アレンスキー（CDA 68015）、ラロ（CDA 68113）、リムスキー＝コルサコフ＆タネーエフ（CDA 68159）に続く4枚目のアルバムは、フランツ・リストの「ヘクサメロン」の完成に貢献したドイツのコンポーザー＝ピアニスト、そして名教師であったヨハン・ペーター・ピクシス（1788－1874）のピアノ三重奏曲集。行進曲風の勇壮なテーマやロマンティックな楽想、美しいメロディーなどが散りばめられたピクシスの華麗なピアノ三重奏曲を、イギリスの名手たちによるアンサンブルでご堪能ください。ピクシス最後の作品となった協奏的三重奏曲（トリオ・コンチェルタント）は、オンスローの歌劇「行商人」の主題に基づく作品で、ヴァイオリニストであったアントン・ボーラー、チェリストであったマックス・ボーラーの兄弟と共に作曲されたもの。
東京エムプラス

品番：CDA68207
レーベル：Hyperion
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2017年12月14日

《曲目》
ピクシス：ピアノ三重奏曲集

大ピアノ三重奏曲（グランド・ピアノ・トリオ）第1番変ホ長調 Op.75
ピアノ三重奏曲第3番ロ短調 Op.95
協奏的三重奏曲（トリオ・コンチェルタント）第1番（ボーラー兄弟との共作）

《演奏》
レオノーレ・ピアノ三重奏団
〔ティム・ホートン（ピアノ）、ベンジャミン・ナバロ（ヴァイオリン）、ジェマ・ローズフィールド（チェロ）〕

《録音》
2016年12月21日ー23日、オール・セインツ教会（イースト・フィンチリー）

Pixis: Piano Trios/Leonore Piano Trio

Barcode: 034571282077