ますますその人気と注目度を高めるバロック・ヴァイオリニスト、ライラ・シャイエークがJ.S.バッハのヴァイオリン・ソナタ集(GCD923507)でも共演しているドイツ古楽界の若きスター、イェルク・ハルベックとの共演で弾いたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品集。多感様式の代表的存在として古典派音楽の礎を築き、18世紀において「偉大なるバッハ」といえば父のJ.S.バッハよりもC.P.E.バッハを指すことが多かったともいわれています。

ブラームスが通奏低音をリアライゼーションした非常に珍しい楽譜を用いた2つのヴァイオリン・ソナタをはじめ、ヴァイオリンと鍵盤楽器のための主要な作品を収録。ハルベックが弾く鍵盤楽器は作品によってハープシコードとタンジェント・ピアノ(ハープシコードとフォルテピアノの中間のような構造を持つ18世紀初頭に生まれた鍵盤楽器)が使い分けられています。
東京エムプラス

品番：GCDC80035
レーベル：Glossa Cabinet
フォーマット：1枚組 CD
発売日：2023年07月上旬

《曲目》
C.P.E.バッハ：
ヴァイオリン・ソナタロ短調 Wq76
アリオーソイ長調 H.535
幻想曲嬰ヘ短調 H.536 (ヴァイオリン伴奏付き)
チェンバロとヴァイオリンのためのソナタニ長調 H.502
ヴァイオリン・ソナタハ短調 Wq78

《演奏》
ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)
イェルク・ハルベック(ハープシコード、タンジェント・ピアノ)

《録音》
2013年9月23日-25日、SWRシュトゥットガルト室内楽スタジオ(ドイツ)

C.P.E.Bach: Works for Keyboard and Violin
Leila Schayegh, Jörg Halubek

Barcode: 8424562800359