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白井光子とヘルの弟子であり韓国随一のバリトン。
ロッキー・チョンが歌うマーラーの内面の世界。
韓国を代表するレコーディング・カンパニーである「AudioGuy Records(オーディオガイ・レコーズ)」の2024年新録音第2弾は、リートの世界的権威である白井光子とハルトムート・ヘルに学んだバリトン、ロッキー・チョンが歌うマーラー歌曲集!
韓国の漢陽大学で学んだ後、ドイツに渡ったロッキー・チョンは、ドイツの名門カールスルーエ音楽大学でローラント・ヘルマン、白井光子とハルトムート・ヘルに師事しリート歌手としての才能を開花。難関で知られるARDミュンヘン国際音楽コンクールで入賞を果たし、ドイツのツヴィッカウで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール、 シュトゥットガルトで開催されたフーゴ・ヴォルフ国際コンクールにて相次いで第1位を受賞するなど、韓国を代表するリート歌手としての名声を確立しました。リートはもちろんのこと古楽唱法にも長けており、リリング、コープマン、ヘンゲルブロック、鈴木雅明をはじめとする古楽界の巨匠たちと共演を重ねています。
フーゴ・ヴォルフ国際コンクールでリート・デュオ賞を受賞した後、デュオとして活躍を続けてきたドイツのピアニスト、マルクス・ハドゥッラとの「マーラー歌曲集」には、マーラー自身が最も愛したと伝わる「少年の魔法の角笛」と「リュッケルトによる詩」を題材として作曲された17曲の歌曲が収められており、マーラー専門の音楽学者レナーテ・シュタルク=フォイトがトーマス・ハンプソンの協力を得ながら編纂した歌曲集「15の歌、少年の魔法の角笛によるフモレスケとバラード」から「美しきトランペットが鳴り響くところ」と「原光」を含む5曲が選ばれました。 リートを通して超人的な大作曲家であるマーラーの極めて人間的な内面の世界に触れてみたかったと語ったロッキー・チョン。その傑作の数々を通じて感じ取ったという慣れ親しんだ愛と痛み、希望と絶望、期待と恐怖などの感情が巧みに表現されています。
東京エムプラス
品番:AGCD0177
レーベル:AudioGuy Records
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2024年11月15日
《曲目》
マーラー:
歌曲集《若き日の歌》より
〔外へ!外へ!、たくましい想像力、夏への交代、シュトラスブルクの砦で、うぬぼれ、別離と忌避、もう会えまい!〕
歌曲集《15の歌、少年の魔法の角笛によるフモレスケとバラード》より
〔この世の暮らし、ラインの伝説、美しきトランペットが鳴り響くところ、原光、死んだ鼓手〕
歌曲集《リュッケルトの詩》より
〔私はほのかな香りをかいだ、美しさゆえに愛するなら、私の歌の中まで覗きこまないで、私はこの世に忘れられて、真夜中に〕
《演奏》
ロッキー・チョン(バリトン)
マルクス・ハドゥッラ(ピアノ/ベーゼンドルファー225)
《録音》
2024年2月15日-20日
Mahler: Das Knaben Wunderhorn/Locky Chung, Markus Hadulla
Barcode: 4947182119884