「もし、今の私が過敏な人間だとしたら、その原因は幼少期にあると思います...」そう語るルーマニアの作曲家、ジョルジェ・エネスク(1881-1955)の青年時代の2つのヴァイオリン・ソナタに、60歳近くになってから幼年期の情景を描いた組曲《幼き頃の印象》をカップリングし、エネスクの人生を音楽的に俯瞰するプログラム。
ドイツ出身のシュファン・タララは、わずか4歳で舞台デビューし、2011年にヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位を受賞、ドイツの音楽雑誌「Neuen Musikzeitung」では、ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれるなど、活躍が期待されている名手です。ブルガリア出身のローラ=エヴリン・ヴァコヴァ=タララも10歳で初のリサイタルを開いており、数多くの国際音楽コンクール受賞歴を持つ才能豊かなピアニストです。
東京エムプラス

品番：ARS38212
レーベル：Ars Produktion
フォーマット：1枚組 SACDハイブリッド
※通常のCDプレーヤー、SACD対応プレーヤーの両方で再生可能です。
発売日：2021年07月15日

《曲目》
ジョルジェ・エネスク：
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.2(1897)
ヴァイオリン・ソナタ第2番ヘ短調 Op.6(1899)
幼き頃の印象 Op.28(1940)

《演奏》
シュテファン・タララ(ヴァイオリン)
ローラ=エヴリン・ヴァコヴァ=タララ(ピアノ/スタインウェイ)

《録音》
2016年2月
インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)

Childhood Impressions
Stefan Tarara

Barcode: 4260052382127