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ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしたルクセンブルク出身の期待のピアニスト、サビーネ・ヴァイアーによる、ミャスコフスキーとバクリのピアノ作品集。1912年と1920年に書かれたスクリャービン風、ポスト・ロマンティックなニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950)のソナタと、2007年から2011年にかけて書かれたフランスの現代作曲家ニコラ・バクリ(1961-)のソナタ。1世紀近くも離れた両者の作品の親和性の高さに驚く1枚です。
「怒りの日」の引用もある仄暗さが特徴のミャスコフスキーのピアノ・ソナタ第2番、ロマンティックな要素を排し、さらにビターになったピアノ・ソナタ第3番。そしてミャスコフスキーの第3番にインスパイアされ、ミャスコフスキーの思い出に捧げられたバクリのピアノ・ソナタ第3番《衝動的なソナタ》。みな過激な表現で、暗く、息を呑むような雰囲気を纏っており、すべて単一楽章で書かれたソナタという点でも共通しています。
東京エムプラス
品番:ARS38313
レーベル:Ars Produktion
フォーマット:1枚組 SACDハイブリッド
※通常のCDプレーヤー、SACD対応プレーヤーの両方で再生可能です。
発売日:2021年05月15日
《曲目》
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.13
ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調 Op.19
エキセントリック Op.25
ニコラ・バクリ(1961-):
ピアノ・ソナタ第2番 Op.105
ピアノ・ソナタ第3番《衝動的なソナタ》 Op.122
幻想曲 Op.134
《演奏》
ザビーネ・ヴァイアー
(ピアノ/ベーゼンドルファー 208VC No.122)
《録音》
2020年8月
インマヌエル文化センター
(ドイツ、ヴッパータール)
Mysteries
Sabine Weyer
Barcode: 4260052383131