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フォーグラーからネーツェルへ~19世紀スウェーデンのオルガン音楽(ユーナス・ルンドブラード)

¥5,090
規格番号 CAP22072
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19世紀スウェーデンの音楽生活は、ルーマンの時代と「芸術のパトロン」グスタフ三世の時代の後、大きな変化と発展を遂げました。この過程でオルガンの音楽も重要な役割を担い、ドイツから渡ってきたフォーグラーやヘフネルといった音楽家、フィンランドに生まれたクルーセルや19世紀でもっとも重要な音楽家のひとり、フランス・ベールヴァルド(フランツ・ベルワルド)をはじめとする作曲家と教会音楽家たちが、充実したオルガン作品を手がけました。
『オルガンを弾いた18世紀スウェーデンの鍵盤楽器奏者たち』(Caprice CAP21928)を録音したオルガニストで、音楽学者のユーナス・ルンドブラードの新しいアルバムでは、当時は演奏されていながら、今では顧みられることの少なくなった重要な作品が、それぞれの曲にふさわしい、歴史のあるオルガンで演奏されています。2人の奏者のために書かれたベールヴァルドの《田舎の婚礼の祝宴》は、ウルフ・ノルベリが共演。ノルマンの《アウグスト・セーデルマン追悼》など数曲も彼が担当しました。ヘッグの《アダージョ》とネーツェルの《ロマンス》のヴァイオリンを弾くトビアス・リングボリは、1994年の「スウェーデン・ソリスト賞」からキャリアをスタートさせた優れた演奏家です。ベールヴァルド、ベーレンス、ヴェンネルベリ=ロイターの曲をのぞき、世界初録音です。
東京エムプラス

品番:CAP22072
レーベル:Caprice
フォーマット:2枚組 CD
発売日:2022年01月29日

《曲目》
《Disc 1》
ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814)(オーロフ・オールストレム 編曲):《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ》 序曲 *
ユーハン・アドルフ・メクリン(1761-1803):テンポ・ジュスト*
ヨハン・クリスチャン・フリードリヒ・ヘフネル(1759-1833):退場の曲*
ベルンハード・ヘンリク・クルーセル(1775-1838):
マリーの初めての聖餐式で*
行進曲 ハ長調 *
[以上、オストラ・フースビュー教会「Gustaf Andersson 1826」オルガン]

フランス・ベールヴァルド(1796-1868):
田舎の婚礼の祝宴(2人のオルガニストのための)*/**-序奏(アダージョ)-アレグロ・モデラート
賛美歌(アダージョ)
コラール、パストラール(アレグレット)
アレグロ・モデラート
フォークソング(アンダンテ・マエストーゾ)
アレグロ・モデラート

クヌート・ロングレーン(1816-1874):ソナタ ハ短調 **
エドムンド・パシ(1789-1870):フーガ ヘ長調 *
グスタフ・マンケル(1812-1880):アドルフ・ヘッセの名による前奏曲とフーガ*
[以上、ヴェーデシュタード教会「Marcussen & Son 1863」オルガン]

グスタフ・マンケル(1812-1880):アダージョ ロ長調 *、ペダル・エチュード ハ短調**
[以上、ローク教会「Akerman & Lund 1871」オルガン]

《Disc 2》
ヘルマン・ヨハン・ベーレンス(1826-1880):幻想曲*
イーヴァル・ハルストレム(1826-1901):教会へ向かう尼僧の行列のオルガン前奏曲(劇付随音楽 《ストルツ・エリシフから)*
ルードヴィーグ・ノルマン(1831-1885):アウグスト・セーデルマン追悼**
[以上、ローク教会「 Akerman & Lund 1871」オルガン]

ユーハン・アウグスト・セーデルマン(1832-1876)(グスタフ・ヘッグ 編曲):オフェルトリウム(《カトリック・ミサ》 から)*
ヴィルヘルム・ハインツェ(1849-1895):幻想曲とフーガ 二短調*
[以上、ヴァーサ教会(ヨーテボリ)「Eskil Lunden, 1909」オルガン]

サラ・ヴェンネルベリ=ロイター(1875-1959):
祝典行進曲 ハ長調**
木の葉が落ちるとき*
グスタフ・ヘッグ(1867-1925):ヴァイオリンとオルガンのためのアダージョ**/†
ヴァルボリ・アウリン(1860-1928):瞑想**
イーカ・ペイロン(1845-1922):行進曲**
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):ロマンス ホ長調(ヴァイオリンとピアノまたはオルガンのための)**/†
[以上、聖ペテロ教会(ヴェステルヴィーク)「Akerman & Lund 1905」オルガン]

ラウラ・ネーツェル(1839-1927):前奏曲とフゲッタ*
[ヴァーサ教会(ヨーテボリ)「Eskil Lunden, 1909」オルガン]

《演奏》
ユーナス・ルンドブラード(オルガン)*
ウルフ・ノルベリ(オルガン)**
トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)†

《録音》
2020年
10月12日(オストラ・フースビュー教会)
10月10日(ヴェーデシュタード教会)
10月11日(ローク教会)
8月16日-17日(聖ペテロ教会)
2021年6月14日(ヴァーサ教会)
(スウェーデン)

Swedish Organ Culture in the 19th Century
V.A.

Barcode: 7391782220728