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現代古楽シーンを代表するオーケストラとも度々共演を重ねるイタリアの名手、ロレンツォ・コッポラ!ウェーバーのクラリネット協奏曲第2番(ロマン派)とモーツァルト、エルスネルの交響曲(古典派)をカップリング!
ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベルNIFC。本アルバムでは、ウェーバーの友人であり、当時のクラリネットの名手でもあったハインリヒ・ベールマンのために書かれたクラリネット協奏曲に、エルスネル、モーツァルトの交響曲が組み合わされています。
このアルバムに収められたユゼフ・エルスネル、カール・マリア・フォン・ウェーバー、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの管弦楽曲は、18世紀から19世紀にかけての古典派(モーツァルト、エルスネル)と初期ロマン派(ウェーバー)の時代に書かれたもので、ショパンは若い頃からこれらの作曲家の音楽に親しみ、特にワルシャワ時代のショパンに大きな影響を与えました。 ショパンと古典派を隔てたのはわずか1世代ほどですが、歴史的背景や当時の音楽のダイナミックな変容と激しい発展のため、それは1つのエポックのようでした。
アルバムのメインとなるウェーバーのクラリネット協奏曲第2番は、1811年に立て続けに作曲された3つの協奏曲のうちの一つで、ロマン派的な憂愁を帯びた旋律とヴィルトゥオーゾ性、そして華麗さが表現されています。他のウェーバーのクラリネット作品と同様、当時の名手ハインリヒ・ベールマンのために書かれ、ウェーバーの指揮、ベールマンの独奏で初演やヨーロッパ中でのツアーを繰り広げました。
クラリネットの重要レパートリーにあげられるこの作品のソロを務めるのは、ハーグ王立音楽院でエリック・ホープリッチに学び、フライブルク・バロック・オーケストラ、レ・ザール・フロリサン、ラ・プティット・バンドなど、現代古楽シーンを代表するオーケストラとも度々共演を重ね、2004年からはバルセロナのカタルーニャ音楽院(ESMUC)で自身もヒストリカル・クラリネットを教えているイタリアの名手、ロレンツォ・コッポラです。
東京エムプラス
品番:NIFCCD158
レーベル:NIFC
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2024年11月30日
《曲目》
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
交響曲ハ長調 Op.11
カールマリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74
W.A.モーツァルト:
交響曲第21番イ長調 K.134
《演奏》
ロレンツォ・コッポラ(ピリオド・クラリネット)
マルティナ・パストゥシュカ(ヴァイオリン、指揮)
{oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ
《録音》
2023年10月10日-11日、3月4日ー5日、4月17日ー20日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
Weber: Clarinet Concerto No.2/Lorenzo Coppola, oh! Orkiestra
Barcode: 5905683648141