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新時代を牽引するバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロ!
新録音はフィリップ・グリスヴァールがソロを務めるチェンバロ協奏曲集!
あえて「C.P.E.バッハ」は外して、知られざるベルリン楽派のチェンバロ協奏曲4曲(すべて世界初録音)を収録!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーと、彼が創設したアンサンブル・ディドロの新録音。アンサンブル・ディドロの中核メンバーであり、プラムゾーラーの伴奏としても多くの演奏&録音で共演しているフランスの名チェンバロ奏者、フィリップ・グリスヴァールがソリストを担う、18世紀ベルリン楽派の知られざるチェンバロ協奏曲集が登場!
1740年フリードリヒ2世の戴冠によって、空前の盛期を迎えたベルリンの音楽史。芸術や科学が冷遇されていた先王の時代から一転して、プロイセンの数々の宮殿は美しい響きに満たされ、高名で卓越した音楽家たちが集いました。そして、フリードリヒ2世に雇われた音楽家の多くが、当時の様々な宮廷で花開き始めていたジャンルである「鍵盤オブリガード付きソロ協奏曲」に兆戦したのでした。
このアルバムでは、フリードリヒが王太子時代に結成した楽団の創立メンバーの一人であり、熱狂的な「バッハ信者」であったとされるクリストフ・シャフラト、プロイセンの宮廷楽長カール・ハインリヒ・グラウン、ライプツィヒ聖トーマス教会の生徒時代にはバッハのカンタータをソプラノ歌手として歌い、フリードリヒ2世の宮廷で第二チェンバロ奏者となったクリストフ・ニヒェルマン、ヴァイマール大公の宮廷でコンサートマスターや宮廷楽長を務めたエルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフの4つのチェンバロ協奏曲を収録。最初の構想では、「ベルリンのバッハ」とも呼ばれた大バッハの次男カール・フィリップ・エマニュエル・バッハの作品も含まれていたとのことですが、グリスヴァールの研究によって多くの未出版の作品も発見され、熟考の末に、これらの知られざる作品が選ばれました。
東京エムプラス
品番:ADX11211
レーベル:Audax
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2024年06月07日
《曲目》
クリストフ・ニヒェルマン(1717-1762):協奏曲ニ短調
カール・ハインリヒ・グラウン(c.1704/05-1759):協奏曲ニ長調 WVC:XIII:72
クリストフ・シャフラト(c.1710-1763):協奏曲ハ短調 CSWV:C:11
エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ(1735-1792):協奏曲変ロ長調
※全曲世界初録音
《演奏》
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
アンサンブル・ディドロ〔ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&ディレクター)、ロルダン・ベルナベ(ヴァイオリン)、アレクサンドル・バルド(ヴィオラ)、チェ・グゥリム(チェロ)、フランソワ・レリ(コントラバス)〕
《録音》
2023年4月25日-28日
グスタフ・マーラー・オーディトリアム(トブラッハ、イタリア)
Berlin Harpsichord Concertos
Philippe Grisvard, Ensemble Diderot
Barcode: 3760341112110