♪関連商品を下記リンクでチェック!
レコード芸術2021年12月号 海外盤Review掲載(長木誠司氏)
「コンチェルト・グロッソ」(合奏協奏曲)の形式の創始者であるとされ、数々の優れた宗教作品を作曲すると同時に、その波乱万丈に満ちた生涯がクローズアップされることも多いバロック時代のイタリアにおける大作曲家、アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682)。ローマで教会のお金を横領し逃亡。ほとぼりが冷めた頃を見計らい帰還したローマと次なる逃亡先ヴェネツィアで女性関係で多くの問題を起こして最終的にはジェノヴァで暗殺者に刺殺されるとういう凄まじい生涯を送ったストラデッラ。
ヴェネツィアへと逃亡する前の1972年から73年頃にかけて作曲したとされるオラトリオ「聖女エディッタ」は、独唱陣と通奏低音のみのコンパクトな編成で演奏される作品。
ここではチェロ、テオルボ、ハープシコードが通奏低音を担当しており、6人の独唱者たちの歌声を存分に引き立てています。
東京エムプラス
品番:C00383
レーベル:Da Vinci Classics
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2021年04月29日
《曲目》
ストラデッラ:オラトリオ《聖女エディッタ》
《演奏》
アンサンブル・イル・グロヴィッリオ
ラウラ・アンドレイーニ(ソプラノ)
シルヴィア・ヴァジェンテ(ソプラノ)
ミケーレ・ミニョーネ(バス)
マルコ・アンジョローニ(テノール)
シルヴァイン・マネ(アルト)
フランチェスカ・カポーニ(ソプラノ)
《録音》
2020年7月
サン・マルコ・ヴィリャルバ教会(アレッツォ、イタリア)
Stradella: Santa Edita
Ensemble Ul Groviglio
Barcode: 746160912158