当タイトルには日本語解説が掲載されています
♪関連商品を下記リンクでチェック!
偉大な古楽演奏&研究の系譜を受け継ぐスペインの才女、イネス・モレーノ・ウンシージャ第2弾!
J.C.バッハの「ソナタ集 Op.5」とモーツァルトがアレンジした協奏曲版をカップリング!
吉田爽子、阪永珠水らが参加するアンサンブルと共演!
1995年マドリッド生まれの若きハープシコード奏者イネス・モレーノ・ウンシージャは、世界有数の古楽系撥弦楽器の名手であり音楽学者としても高名なホセ・ミゲル・モレーノ(Glossaレーベルの共同創設者)を親に持ち、バロック・ヴァイオリン&ヴィオラの名手エミリオ・モレーノ(18世紀オーケストラの首席ヴィオラ)を叔父に持つ音楽一家で幼少期から古楽や母国スペインの音楽に触れ、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでアンドレア・マルコンらの薫陶を受け、2018年にスペインの若手音楽家のコンクールで第1位を獲得するなど、様々な国際コンクールで入賞を続けています。
スペインの鍵盤音楽の300年をたどるという意欲的なアルバム(ARS38625)(Opus Klassik Awards 2024 ヤング・タレント・オヴ・ザ・イヤー・ノミネート)で衝撃のデビューを果たした彼女がセカンド・アルバムに選んだのは、モーツァルトとJ.C.バッハ!
大バッハの末子であるヨハン・クリスティアン・バッハは、モーツァルトが心から評価し、崇拝さえした数少ない同時代の作曲家の一人でした。1766年に出版されたJ.C.バッハの「ソナタ集 Op.5」はモーツァルトに非常に気に入られたようで、数年後には6曲のうち3曲が協奏曲に編曲されました。
イネス・モレーノ・ウンシージャはモーツァルトが編曲した第2曲、第3曲、第4曲と、J.C.バッハのオリジナルであるソロ・ソナタの第1曲、第5曲、第6曲を組み合わせて、ユニークな「OPUS V」のアルバムを完成させました。
協奏曲といっても伴奏はヴァイオリン2台とチェロだけのシンプルな編成で、吉田爽子、阪永珠水といった日本の名手と、アンサンブル・マティスやバッハ・コンソート・ウィーン等のメンバーとして活躍する南チロル出身のバロック・チェリスト、ヨハネス・コフラーが参加しています。
東京エムプラス
品番:ARS38660S
レーベル:ARS Produktion
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2024年08月31日
《曲目》
モーツァルト&J.C.バッハ:OPUS V
モーツァルト:協奏曲Ⅰ K.107(21b)-1(原曲:J.C.バッハのソナタ Op.5-2)
ヨハン・クリスティアン・バッハ:ソナタ Op.5-1
モーツァルト:協奏曲Ⅲ K.107(21b)-3(原曲:J.C.バッハのソナタ Op.5-4)
J.C.バッハ:ソナタ Op.5-5、ソナタ Op.5-6
モーツァルト:協奏曲Ⅱ K.107(21b)-2(原曲:J.C.バッハのソナタ Op.5-3)
《演奏》
イネス・モレーノ・ウンシージャ(ハープシコード)
ミヌエ・アンサンブル
〔吉田爽子(ヴァイオリン)
阪永珠水(ヴァイオリン)
ヨハネス・コフラー(チェロ)〕
《録音》
2024年6月24日-28日、スイス
Opus V/Ines Moreno Uncilla, Minue Ensemble
Barcode: 4947182119518