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マルシュアス・バロックのデビュー作である『Dieupart & Bach - A Suite Connection』は、組曲におけるJ.S.バッハとデュパールの繋がりを示し、巧みに対比させたアルバムです。
バッハは《イギリス組曲》を作曲するにあたってデュパールの組曲を分析し、参考にしたと考えられており、本作ではデュパールの作品がいかに過小評価されているかも浮き彫りになります。
マルシュアス・バロックはデュパールの組曲を1701年の初版に記されたコンセール形式で演奏し、バッハの組曲にも同様の編曲を施して並べることで、2つの作品の様式的な類似性を明らかにしています。(本作ではバッハの《イギリス組曲第2番》はデュパールに倣って導入楽章にフランス風序曲が用いられ、アルマンドが続く形になっています。)
東京エムプラス
品番:GWK162
レーベル:GWK
フォーマット:1枚組 CD
発売日:2024年12月27日
《曲目》
シャルル・デュパール(c.1667-1740):
組曲第3番 ロ短調
組曲第5番 ヘ長調
J.S.バッハ:
イギリス組曲第2番 ハ短調 BWV807
(前奏曲の代わりにフランス風序曲 BWV831の序曲を使用)
イギリス組曲第4番 ト長調 BWV809
《演奏》
マルシュアス・バロック
〔パウラ・ピン(リコーダー)
マリア・カラスコ(バロック・ヴァイオリン)
コンスタンツェ・ヴァイドシュ(バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロ・ピッコロ)
サラ・ジョンソン・ウイドブロ(ハープシコード)〕
特別参加:シモン・リネ(アーチリュート)
《録音》
2023年3月、ドイツ
Dieupart & Barch - A Suite Connection/Marsyas Baroque
Barcode: 4260113461624