【日本語解説付き】 ポズナンからの贈り物 ~ J.ヴィエニャフスキ&パデレフスキ:弦楽四重奏曲集(メッコーレ弦楽四重奏団)
ミハウ・ブリワが設立したオーディオファイル向けの新興レーベル「Prelude Classics」からヴィエニャフスキ&パデレフスキの弦楽四重奏曲集が登場!
第一ヴァイオリンは、ヘンリク・ヴィエニャフスキが使用したとされる1846年頃の貴重なヴァイオリンで演奏!
2019年からショパン音楽大学の助教授としても活躍し、ヤン・ラコフスキ国際ヴィオラ・コンクール第1位&ポズナン市長賞(2003、ポズナン)、ブラームス国際コンクール第1位(2004、ペルトシャッハ)、若い演奏家のための20~21世紀音楽コンクール第1位(2007、ワルシャワ)など、多数の国際コンクールで受賞してきたポーランドのヴィオリスト、ミハウ・ブリワが設立した新レーベル「Prelude Classics」。新たなリリースは、ヴィエニャフスキとパデレフスキの弦楽四重奏曲集が登場。
ポーランドの作曲家、そして、優れたピアニストでもあったユゼフ・ヴィエニャフスキとイグナツィ・ヤン・パデレフスキ。ユゼフは、音楽家であったヘンリクの弟として、パデレフスキは政治家として語られることが多く、依然多くの点において十分に研究し尽くされているとは言い難い存在と言えます。本アルバムでは、当時高く評価を受けていたイェネー・フバイやウジェーヌ・イザイとも共演するなど、80年代初め、演奏家としてのキャリアも歩んでいたヴィエニャフスキの成熟期に書かれた「弦楽四重奏曲イ短調」。そして、初CD音源化となるパデレフスキの「変奏曲とフーガ」がカップリングされています。
第1ヴァイオリンを務めるヴォイチェフ・コプロフスキは、19世紀フランスの最も有名なヴァイオリン製作者の1人であり、ニコラス・リュポの最も優秀な弟子としても知られるシャルル・フランソワ・ガンが製作し、ヘンリク・ヴィエニャフスキが使用したとされる貴重なヴァイオリンを携え今作のレコーディングに臨んでおり、多くの高名な演奏者たちによって奏でられてきた歴史的価値のある音色を現代のリスナーに贈る注目作と言えるでしょう。
2007年に結成されたメッコーレ弦楽四重奏団は、2012年のウィグモア・ホール弦楽四重奏コンクールで第2位を受賞したほか、数々の室内楽コンクールで優秀な成績を収めるなど、同世代の弦楽四重奏団において最も注目を浴びるアンサンブルのひとつです。これまでにワルシャワの国立フィルハーモニー、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホールなど、多くの有名なコンサート・ホールでの演奏や、ラインガウ音楽祭、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭など、ヨーロッパにおける名だたる音楽祭にも出演しています。結成当時から、CDの録音、販売に重点を置いた活動を行っており、これまでに6枚のアルバムを発表。ディアパソン・ドール賞第2位、2023年国際クラシック音楽賞ノミネート、2024年にはpizzicato誌よりスーパーソニック賞を受賞するなど、多くの輝かしい実績を誇っています。
東京エムプラス
品番:PCL2400800
レーベル:Prelude Classics
フォーマット:1枚組 SACDハイブリッド
※通常のCDプレーヤー、SACD対応プレーヤーの両方で再生可能です。
発売日:2025年03月29日
《曲目》
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
弦楽四重奏曲イ短調 Op.32
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
弦楽四重奏のための変奏曲とフーガ ヘ長調
《演奏》
メッコーレ弦楽四重奏団
〔ヴォイチェフ・コプロフスキ(第1ヴァイオリン)
アレクサンドラ・ブリワ(第2ヴァイオリン)
ミハウ・ブリワ(ヴィオラ)
マルチン・モンチンスキ(チェロ)〕
※使用楽器:
ヴォイチェフ・コプロフスキ:シャルル・フランソワ・ガン(ペール)製作のヴァイオリン(1846年頃)
アレクサンドラ・ブリワ:グァルネリ・デル・ジェス製作の“Leduc”ヴァイオリン(1745年頃)、クシシュトフ・クルパによる2023年復刻版
ミハウ・ブリワ:ガスパロ・ダ・サロ製作のヴィオラ(17世紀頃)、クシシュトフ・クルパによる2020年復刻版
マルチン・モンチンスキ:フランチェスコ・ルジェッリ製作のチェロ(17世紀頃)、クシシュトフ・クルパによる2019年復刻版
《録音》
2024年5月27日-29日
Souvenir de Posen/Meccore String Quartet
Barcode: 5904734074069
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