リヨン生まれのユグ・デュフールはジュネーヴ音楽院でピアノと作曲を学び、同地で活動する傍らリヨンの大学で哲学を教えるなど多忙な日々を送りつつ、1973年にはジェラール・グリゼー、トリスタン・ミュライユらと共にアンサンブル・イティネレールを組織。黎明期のスペクトル楽派を広く紹介する活動に大いに貢献しました。
本アルバムにはピアノやアンサンブルのために書かれた「ティエポロ・サイクル」全曲やエレクトリック・ギターのためのすべての作品、さらにオーケストラとピアノのための主要な作品を錚々たるアーティストたちの演奏で収録。

レーベル・プロデューサーのセバスティアン・ゾルテによるデュフール本人へのインタビューを含む充実のブックレット（国内仕様盤は日本語訳付き！）と、今作も作曲家やレコーディング・セッションの写真などが封入された「bastille musique」ならではのラグジュアリー・ボックス仕様となっています。

東京エムプラス

品番：BM027
レーベル：Bastille Musique
フォーマット：3枚組 CD
発売日：2024年03月23日

《曲目》
ユグ・デュフール（b.1943）：

CD 1
オーケストラとピアノのための作品集（1980-2012）
1. シュルジール（現れる）（1980-1984）
2. 世界の起源（2004）
3. 朝の翼に乗って（2011-2012）*

CD 2
アポロンと大陸（2004-2016）
1. ティエポロによるアフリカ（2004-2005）*
2. ティエポロによるアジア（2008-2009）*
3. ティエポロによるヨーロッパ（2010-2011）*
4. ティエポロによるアメリカ（2015-2016）*

CD 3
エレクトリック・ギターのための及びエレクトリック・ギターを伴う作品集（1986-2022）
1. 柳の都市（1997）
2. シャルル・ネーグルを称えて（1986）
3. 鐘鳴島（1990）
4. マティスによる赤のアトリエ（2019-2020）*
5. チリーダによる夢の鉄床（かなとこ）（2022）*

*世界初録音

《演奏》
ケルンWDR交響楽団（CD1:1,3、CD3:5）
ヨハネス・カリツケ（指揮、CD1:1）
イラン・ヴォルコフ（指揮、CD1:3）
シルヴァン・カンブルラン（指揮、CD3:5）
アンサンブル・ニケル（CD3:4）
レミックス・アンサンブル（CD1:2）
ペーター・ルンデル（指揮、CD1:2）
アンサンブル・ルシェルシュ（CD2:1-4）
ヤロン・ドイチュ（エレクトリック・ギター、CD3:1-5）
マリアーノ・キアッキアリーニ（CD3:2）
ニコラス・ホッジズ（ピアノ、CD1:2-3）
他

《録音》
ドイツ

Hugues Dufourt: Surgir/WDR Sinfonieorchester, V.A.

Barcode: 4270003477253